現在の仕事内容は?
展示会において、チーフとして全体を統括したり、作業員として映像機材を設置したり、時には現場で映像機材のオペレーションを行うこともあります。私の場合、プロジェクトごとに仕事内容が大きく変わることが多いのですが、共通の流れとしては、本番数日前に機材の準備と検証を行い、本番前日は会場へ機材の搬入・設置とシステムの構築を行います。そして本番日には緊張感をもってオペレーションを行い、本番終了日に機材を搬出します。こうしたサイクルをプロジェクト毎に行っています。プロジェクトによって毎回違う立場に立つため様々な経験を積んでいます。

大変なこと、やりがいを教えてください
繁忙期を迎えるとまとまった休みを取りづらいことが多い点が大変です。ただし、土日祝日に働いた分平日に休みを取得できるので、休む時間は確保されています。やりがいを感じる瞬間は、お客様のニーズに沿った空間を提供し、その結果として、来場者の方々が歓声をあげてイベントを楽しんでいる姿を目の当たりにするときです。また、状況次第では、急遽機材を追加することになったり何か早急な対応が必要であったりと臨機応変な対応が求められます。そうした時は大変ではありますが、対応した結果、より素晴らしい一瞬に繋がったと感じられたときには非常にやりがいを感じます。

日々大切にしていることはなんですか?
常に、次に行う業務や作業を考えることを大切にしています。そうすることで、自分の作業が終わってから手伝うべきことや、翌日現場に着いてからの優先順位が明確になり、現場での動きがスムーズになります。やるべきことが明確になると必ず疑問点が出てくるのですが、その疑問点について、確かな情報を持っている方に早い段階で確認することも大事です。また、特にエンターテインメントの現場では楽しむ心を忘れないことも大切にしています。自分自身が観客として参加するとしたら、スタッフも楽しんでいる現場のほうが純粋に楽しめるからです。常に緊張感を持って業務に臨むだけでなく、私自身が裏方であるという自覚を持ちながら、イベントを楽しむことをひとつのやりがいとしても良いと思っております。
「映像センター」の魅力を教えてください
入社一年目から、やりがいと責任のある業務を任せていただける点だと思います。もちろん最初は先輩社員の手厚いサポートがあるという前提のもとですが、責任のある立場を経験することが早々にある印象です。例えば、展示会のチーフとしてプロジェクトを円滑に進められるように社内外のスタッフとやりとりをしたり、会場で注目を集めるような大きなスクリーンやモニターに携わったりします。そうした経験を繰り返すことで、結果として日々成長できている実感が湧いていきます。また、「セミナー会場でのオペレーションに挑戦してみたい」「この機材の知識を付けたい」という意欲とアピール次第で希望が叶うところも魅力です。機材の勉強に関しては、先輩に連絡すると快く教えてもらえることが多く、コミュニケーションを軸にしている社風ならではだと感じます。

学生に対してメッセージをお願いします!
私は、ライブ・コンサートやイベントに関わる業種に就きたいという気持ちから、専門学校で主に音響に関して学んでいました。就職活動では、専門学校で身に着けた経験や知識を生かしたいと思いながら企業を探しているなかで映像センターを知り、今に至っています。実際の業務においては、学生時代の経験が活きるシーンは音響映像のスキルのみならず、現場での立ち振る舞いなども含めて多々あります。専門知識を学んでいる方々にとっては、今やっていることがこの業界で確実に支えになります。一方で、入社後に手厚い研修を行うのが映像センターという会社なので、専門知識を学んでいない方々も安心してください。
正直、我々の仕事は世間には馴染みのない仕事だと個人的には感じています。そのような中でこの映像センターのホームページにたどり着いた学生の皆様は、きっと強い軸をもって就活を行っているのだと思います。どうかその熱意で、「会社を知ること」に全力を注いでほしいと思います。
社員の1日
- 10:00 出社
- この日は、チーフとして携わっている展示会の搬出日です。
会社の倉庫で搬出のための空ケースや備品をトラックに積み込むので、
積み込みの時間から逆算してその時間までに準備が間に合うように出社します。
まずはこの日、現場で一緒に作業をする関係会社の方々へお渡しする資料の準備を行います。
資料をただしく管理するためにも、印刷部数はしっかりと把握するようにします。 - 11:00 備品準備
- ヘルメット、工具、脚立など、現場で使用する備品を準備します。
- 12:00 トラック積み込み
- 機材の残材や備品類を、現場へ向かうトラックに積み込みます。
モニターやスピーカーなどの機材本体は展示会会場にあるので、機材が入っていた空のケース類を現場に運搬します。
この時点で、運搬をお願いする協力会社のドライバーさんに機材類を降ろす場所や時間をお伝えします。 - 12:30 お昼休憩
- 社内のラウンジで昼食を取ります。ラウンジには備品やお菓子などが豊富で、
東京の本社オフィスでは曜日によって弁当販売に来てくださる業者の方もいらっしゃるため、昼食には困りません。 - 13:30 移動
- 会社から現場まで、社用車を運転して移動します。
現場までの距離によって出発時間は異なります。 - 14:00 機材荷下ろし
- 現地で作業員さんと合流したのち、先ほど積み込みをお願いしたドライバーさんに連絡して機材類を搬入口付近で降ろします。
機材の空ケースを降ろした後は資料と照らし合わせながら、足りないものがないかチェックします。 - 16:00 搬出作業開始
- 展示会の会期が終了したら、お客様が帰るタイミングで搬入口が開きます。
機材のケースをブースまで運び、機材の回収が始まります。 - 18:00 トラック積み込み
- 貸し出していた機材を回収して一か所に集めた後、全てトラックに積み込み、
ドライバーさんに倉庫までの運搬をお願いします。機材の物量によって搬出作業時間も変わってきます。
現場終了後には、チーフとして、関係会社の方々にお渡しした資料やパスを確実に回収することも大切な仕事のひとつです。 - 18:30 移動、まとめ
- 社用車を運転して現場から会社に戻ります。
会社に着いたら印刷した資料を正しく処理し、備品類を片付けます。 - 20:00 退社
- 今回のプロジェクトの振り返りを行い、翌日の現場についての情報を確認してから電車で帰宅します。
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