現在の仕事内容は?

主に音響関連の業務を行っています。本番の準備として、機材の接続や配線を示すシステム図をPowerPointで作成したり、音響ミキサーのデータを作成して実際に使用するアンプやワイヤレスマイクなどと繋ぎ、動作チェックを行ったりします。そして本番では、主に「オペレーター」もしくは「マイクアシスタント」を担当します。オペレーターはスピーカーから出る音の制御を行い、一方マイクアシスタントはマイクの出し捌け(マイクを出したり引き下げたりすること)やピンマイクの取り付けなどを行います。どちらの役割になるかは現場によって異なります。現場がない日は、倉庫で機材勉強や音響機材のアップデート、マニュアル作成などを行っています。時々、映像機材の設営やオペレーションといった、映像関連の業務を行うこともあります。

大変なこと、やりがいを教えてください

現場ごとに業務内容や使用機材が異なるうえ、新たな機材もどんどん導入されています。それぞれの現場に対応できるよう日々業務と並行して機材についての勉強を重ねることは大変ですが、それがこの仕事の楽しさでもあります。倉庫で先輩に教わりながら勉強をしたり、現場で実際に扱う中で知識と経験を積んだりと、学び方は様々です。現場に入る前にしっかりと勉強をし、以前は扱えなかった機材を現場でミスなく扱うことができたときや、準備や設定にかかる時間を短縮することができたときに達成感を感じ、やりがいに繋がっています。

日々大切にしていることはなんですか?

現場に入ってからの作業の流れを事前に確認し、イメージすることを大切にしています。現場によっては十分な作業時間が取れなかったり、急な変更が出たりすることがありますが、それでも限られた時間内で機材の搬入、設営、調整、撤去、搬出を行う必要があります。そんな中で効率的に動き、イベントを成功に導くためには、自分のやるべきことをきちんと把握し、作業の優先順位を理解していることが重要です。十分な事前準備によって現場での心の余裕が生まれ、臨機応変に動きやすくなります。

「映像センター」の魅力を教えてください

やりたいことを積極的にアピールしていけばチャレンジする機会を得られる点が映像センターの魅力だと思います。興味がある案件や扱ってみたい機材などを先輩や上司に伝えていくと、現場への参加が叶うことが多々あります。今社内でどのような案件が動いているのか、広く情報収集をすることで自分の可能性を広げられます。

学生に対してメッセージをお願いします!

就職先を決める中で「これだけは譲れない」という軸がそれぞれあると思います。私は“今自分が何をしたいか”が一番の軸でした。「大学で学んだ音響が楽しかった、だからまだ続けたい」という単純な思いでこの仕事を選びました。実際に入社して仕事をしている今、あの時の素直な気持ちを信じて良かったと思います。自分で納得して決めたからこそ、仕事で壁にぶつかったときも頑張って乗り越えようと思うことができます。どんな軸でも構いません。自分の直感を信じて突き進んでみると、やりがいを持てる仕事に出会えるかもしれません。

社員の1日

8:00 現場直行/搬入
会場に集合し、トラックから機材をおろして搬入します。
9:00 設営
スピーカーや音響卓を設置し、機材とケーブルを接続します。
11:00 音源チェック
台本と使用音源を照らし合わせて確認を行います。
11:30 リハーサル
本番の流れと同様に映像・音響・照明のタイミングを合わせて確認します。
12:00 お昼休憩
昼食や休憩を取ります。
現場によってはお弁当や軽食が用意されていることもあります。
13:00 客入れ
開場中に流すBGMをかけ、本番に向けて最終確認をします。
14:00 本番
音響卓での音の制御や登壇者へのマイクの受け渡しなどを行います。
17:00 本番終了/搬出
指示がでたら撤去を行い、トラックへ積み込みを行います。
19:00 解散
トラックへの積み込みが終了した後、現地で解散します。

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