現在の仕事内容は?

ライブ・コンサートの現場をメインに、展示会や企業イベントなど様々な現場で、機材の設営から本番のオペレーション、撤去まで行っています。営業がお客様と準備したものを現場で実現できるよう、機材の動作確認や納品された映像のチェックなどの準備も事前に倉庫で念入りに行います。現場での業務がないときは、東雲の倉庫で機材勉強をしています。

大変なこと、やりがいを教えてください

当日のリハーサルで映像プランが変更になることや、当日までどんな映像が納品されるかわからないということも少なくありません。想定していたものが変わってしまったときに、限られた時間で問題なく映像が出るように準備をすることは大変ですし、そのような状況ではオペレーションもほぼぶっつけ本番でやらなくてはいけなくなるため、かなり緊張します。ですがその分、来場者の歓声を聞いたときや「あの演出良かったよね」という声が聞こえてきたときはとてもやりがいを感じます。

日々大切にしていることはなんですか?

現場に入る前の準備時間を大切にしています。機材やケーブルのチェックだけでなく、オペレーションをするときは可能な限り1人でリハーサルをしてから現場に臨んでいます。特に私は緊張しやすいので、少しでも不安を取り除いて現場で落ち着いてオペレーションができるように、自分が納得するまで練習をすることを心掛けています。

「映像センター」の魅力を教えてください

若手のうちから幅広いことに挑戦させてもらえます。様々な現場に連れて行っていただいたり、時には1人で現場を任せていただいたりすることもあります。行き詰まることもありますが、その時には助けてくださる先輩方が沢山いますし、その経験が自分の成長にも繋がっていると感じます。経験が浅くてもできることをしっかり任せていただけるところが魅力の一つです。

学生に対してメッセージをお願いします!

私が就職活動をしていた頃を思い返してみると、正直自分が何をしたいのかがはっきり分からず、なんとなく「こんな仕事いいかもな~」とふわっとしていた記憶があります。皆さんの中にももしかしたら同じように思っている方がいるかもしれません。ですが、このページに辿り着いてくれたということは、何かしら興味を持っていただけたからだと思います。その感覚を大切にしていろいろな仕事や企業を調べてみてください。ちょっとした興味が、入りたいと思える企業に出会うきっかけになるかもしれません。

社員の1日

9:00 現場直行~搬入
トラックから機材をおろし、会場内に設営をします。
会場ごとに広さや機材搬入時の導線など、環境が異なるので都度確認をしながら進めます。
12:00 機材チェック
組んだ機材が問題なく動くか、LEDビジョンやスクリーンに出るべき画がしっかり出るか、チェックをします。
13:00 お昼休憩
用意していただいた昼食をいただきます。
地方へ行くとその土地の名物をいただくこともあり、楽しみの1つです。
14:00 リハーサル
スタッフのみのテクニカルリハーサルを行った後、演者も交えてリハーサルを行うことが多いです。
16:00 最終チェック
本番前の最終チェックを行います。
17:00 客入れ
会場に来場者が入り始めます。この間、食事をとることもあります。
18:00 本番
本番中は、仕込んだLEDビジョンやスクリーンに映像を写すためのオペレーションをします。
公演の規模によってオペレーターの人数は変わります。
20:30 本番終了~搬出
終演後、会場から来場者がいなくなるとすぐに搬出作業が始まります。
22:00 退社/解散
搬出が終わると、都内近郊の場合は直帰、地方の場合はホテルに帰ります。

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